刺激の強過ぎた3日目
肉体的な疲れというより、とにかく頭がパンッパンっていうイメージ。
今日1日で体が感じたことに頭が追いついていない、といったような、、、。
まずは戦争証跡博物館。
今まで習ったベトナム戦争や調べてきたことを遥かに越える、事実があった。
メモを見返すとまたヴァンさんの話や、数々の資料を思い返すことができた。
戦争の悲惨さや、どういった事か実際行われたかなど数々の資料が展示されていた。
その中でも自分が特に気になったのが
子供達が書いた絵の中の1つ。
この写真のテーマは let's make a big circle
なんて素敵な言葉なんだととても感銘を受けた。
皆が互いに手を取り合い、輪を作っていきやがて大きな輪になる。そんな気持ちが伝わってきた。
戦争の悲惨な写真や後遺症の写真などがあり、思わず目をつむりたくなるような写真がたくさんあった。しかし、その一枚一枚の中にはやはり大切な人を守りたい。そんな感情が映し出されているものが多かった。
お母さんが子供を抱きしめながら亡くなった写真であったり、兄が妹を上からかばっていた写真であったり、戦時中であっても人間の優しさというものをたくさん見ることができた。
その後は孤児院に行った。
戦争証跡博物館でかなりのダメージがある中、実際に枯れ葉剤の被害を被った子供達に会いに行った。
正直最初はまともに目を向けることができなかった。
思わず一本引いてしまう自分がいた。
しかしながら、そこでもベトナム人のボランティアの方達が必死にご飯を食べさせていたり、お世話をしていたりする姿を見る中で、とても感慨深いものを感じた。そして、ベトナム戦争というのは決して終わりを遂げたものではないんだなということを改めて考えさせられた経験であった。
夜は吉川先生との対談形式のお食事会。
自分のテーマとは少し離れているかなと思ったが、ドンピシャで自分のテーマの話で、会の半ばはペンが止まることがなかった。
ここでも本当に信じられないような、初めて聞く話ばかりで、あまりの衝撃に木村先生から話を振られた時もうまく話すことができませんでした。笑
外国人研修生の実態を聞く中で、どうにかできないものか、政府はなぜ動かないんだと考えていた。
しかしながら、この活動はベトナム政府からも日本の政府からもお互いにプラスと考えていて、winwinの関係であることを知った。
労働力不足の日本と、労働力超過のベトナム。
労働賃金が安く雇える日本と、日本の労働賃金は高いと思っているベトナム。この外国人研修生の制度の解決はなかなか難しいな、と感じた。
今日は本当に頭がパンッパンで破裂しそうです。
明日また時間を作りしっかりと、整理したいなと考えております。