悪魔の9日目
午前中、午前中まではよかったんです、、。
さて、午前中はベトナム唯一の電車、南北統一鉄道に乗って隣駅まで!
冷房も聞いていてとても過ごしやすい席だったんですが、少し景色の移り変わりを楽しんだ後に他の車両も探検することに。
事前に木村さんから話では聞いていたんですが、
なんとも言葉にできないような混沌?という感じでした。座席の下に新聞紙をひいて寝ていたり、硬い木の椅子に寝っ転がっていたり、もし彼らがハノイまでいくと考えると本当に辛いなと感じました。
また、以前行ったタイなどと比べると、やはりベトナムという国が交通機関の整備が他の東南アジア諸国より行われていないのかなと改めて感じました。
そして午前中はドンナイ省のキリスト教会にお邪魔させていただきました。
自分が教会というものに、入ったことがない?かもしれず、初めてなことだらけで貴重な体験でした。また個人的には土葬という文化に少し驚かされました。でもやはり、ベトナムでも都市では土地がなくなりつつあり火葬に移りつつあるなんて、、
さて、ここからです。
私は長い長い腹の痛み、とんでもない頭痛、耐えられない高熱に苦しめられることになります。
フリー8日目
今日は久しぶりの企業訪問、全体活動も無しという日。
せっかくなのでアラームをかけずに寝たら午前10時くらいまで寝てしまいました。笑
溜まった洗濯を終わらせたり、フォーを食べに行ったり、今まで行ってなかった近所の裏側を散策してたら迷子になったり、、、、となかなかのんびりした半日わ過ごしていました。
夜は和田くんと一緒に、一度足を運んだバックパッカー街のデタム通りへ!
やはり夜もたくさんの、欧米人や現地ベトナム人の方、または違う国のアジアの人などたくさんの旅人で賑わっていました。
柄にもなく、ワインをグラスで飲んでいたら隣に座っていたベトナム人の方とお話できました!
話を聞いていると、IT会社のCEOであるなんて、、。
すごく気さくで素敵な方でした!
自分達の拙い英語も必死に聞き取ろうと、コミュニケーションを取ろうとしてくれてとても嬉しかったのと共に、語彙力の無さをまた痛感した内海でありました。
折り返しの7日目
ベトナムに来てから1週間。
なんだかんだあっという間に1週間が過ぎたけど、今まであったことを振り返ると長く感じる。
とてつもない情報量と、新しいことを見た衝撃で頭がすでにパンパンて感じ。笑
今日は朝からアース建設さんを訪問させていただきました。
向かう道中のタクシーで、ホーチミン市から橋を渡った瞬間から景色がパッと変わったのもとても印象的でした。
ホーチミン市はにぎやかで人が多く、建物はひしめき合っていてどこか以前住んでいた、大阪のようなイメージがあります。
しかし1つ川を渡れば、どこか田舎のようなゆったりした空気を感じました。
アース建設さんでは、実際の工事現場と日本語授業を見学させていただきました。初めに頂いたお話でも、正直うまく飲み込めないようなお話がありました。
高い学費を払ってJCTのコースに入り、必死に勉強している学生を思い浮かべるとなんだかもやもや、、、。
吉川先生のお話を先に聞いていたこともあり、これが現状であることを改めて感じた。
その後は、日の出日本語センターに向かいました。
遊佐さんという学長とお話をいただき、生徒との交流、そしてアンケート調査、授業見学をさせてもらいました。
ここの学生は、今まで見学してきた学校とは少し違って、初めて会う日本人にものすごく積極的でした。
村山日本語学校などの学生のほうが日本語の上達具合は上でした。 しかし、その中で日本語を、話そう話そうという気持ちがとても伝わってきて印象的でした。
9月5日&6日
更新1日遅れた4日目
昨日は朝から、4日間溜まった洗濯を一掃。
パパッと終わらせてすぐさま散歩へ。
まずは1軒目のカフェで朝活。
安定のブラックコーヒーを飲みながら眠気を覚ますとともに、今日1日の行動計画の立て直し。
1軒目のカフェを出ると丁度、日が出てきて気温が上がってきていました。
まずは、ベトナム随一のバックパッカーが集まる安宿街のデタム通りを歩き尽くそうと考えていたのですがこの暑さじゃ、たどり着けない、、、。
そんなところに、陽気なバイタクのおっちゃんとお友達に。交渉に交渉を重ね1万ドンでデタム通りまで連れて行ってくれることに。
交通量の多い道路を、タクシーやバスの間などをスルスルと通り抜けていくバイタクの心地よさにどっぷりハマってしまいました。笑
さて、デタム通りに着いた後は歩く歩く。欧米人や黒人、アジア人とにかく様々な人種の旅人とすれ違いました。雰囲気は今年の春に行った、タイのカオサン通りにそっくりでした。
電線は絡み合い、1軒1軒がひしめきあっていて、歩けば安宿やコインランドリー、雑貨屋さんが多く並んでいて、バックパッカーって街なんとも言えない魅力がある気がします。
異国間というか様々な文化が共存するような、、。
少し歩いて疲れたところで、一杯。
昼からビール飲んでいるとこに可愛い売り子さんにうまく捕まってしまい、よく学校前で配っているようなティッシュを5万ドンで買ってしまいました、、、笑
少し落ち着いたら、また歩いてデタム通りの端っこまで歩きました。
そこでなんだか店員さんと容器に話す欧米人のおじさん発見。あ、この人絶対お話好きだ気が合うなと感じて、店に入るや否やおじさんのお隣に着席。
思った通りの人付き合いのいいおじさん。
ドイツからきた71歳wwwベトナムを出た後もアジアを少し回るそう。とっても元気で笑顔が素敵。片言の英語をよく聞いてくれて、たくさんお話をすることができました。
(この後、ビールを3本も奢ってもらえました)
お昼も過ぎて、少し気温が下がってきたところで第二の目的地、イージーステイハウスサイゴンという日本人向けのゲストハウスへ。
なんといっても、、、温泉に入ることができるんです。家が水しか出ないシャワーの僕にはうってつけの場所でした!
思った以上にしっかりしていて、30分以上長風呂をさせて頂きました。温泉ってやっぱり疲れが本当にぶっ飛びます。
その後はオーナーさんにお話しいただいたり、本貸し出しコーナーでベトナムの情報雑誌を読んだりとゆっくり時間を過ごしました。
でも僕の目当てはベトナム人スタッフで、、、一回の事務室で働いていた2人。
タイミングを見計らって突撃インタビュー。
お話を聞いていくと2人は師範大学日本語学科の卒業生。また、そのうち1人(ソニーさん)は10月から日本の安楽亭で社員として働くそう。
もう1人のドゥインさんは、貿易関係のお仕事をしながら週末のアルバイトで働いているそうで、、、。
日本語もしっかり話せるお方だったので、自分の研究テーマの質問をたくさんさせて頂きました。
その後はオーナー白井さんの経営するフーンライでお食事会。
若干合わない料理発見。パパイヤ、、、、、。
でもでも、それ以外の料理はとっても美味しくてお腹一杯食べさせていただきました。
またフーンライのスタッフは元ストリートチルドレンだったり孤児だったりするというお話を聞いていました。
しかし、背筋はピッとしていて、お客様には必ず道を譲り、ベトナムにきてから受けたサービス、おもてなしとは1つレベルの違う接客を受けることができました。
刺激の強過ぎた3日目
肉体的な疲れというより、とにかく頭がパンッパンっていうイメージ。
今日1日で体が感じたことに頭が追いついていない、といったような、、、。
まずは戦争証跡博物館。
今まで習ったベトナム戦争や調べてきたことを遥かに越える、事実があった。
メモを見返すとまたヴァンさんの話や、数々の資料を思い返すことができた。
戦争の悲惨さや、どういった事か実際行われたかなど数々の資料が展示されていた。
その中でも自分が特に気になったのが
子供達が書いた絵の中の1つ。
この写真のテーマは let's make a big circle
なんて素敵な言葉なんだととても感銘を受けた。
皆が互いに手を取り合い、輪を作っていきやがて大きな輪になる。そんな気持ちが伝わってきた。
戦争の悲惨な写真や後遺症の写真などがあり、思わず目をつむりたくなるような写真がたくさんあった。しかし、その一枚一枚の中にはやはり大切な人を守りたい。そんな感情が映し出されているものが多かった。
お母さんが子供を抱きしめながら亡くなった写真であったり、兄が妹を上からかばっていた写真であったり、戦時中であっても人間の優しさというものをたくさん見ることができた。
その後は孤児院に行った。
戦争証跡博物館でかなりのダメージがある中、実際に枯れ葉剤の被害を被った子供達に会いに行った。
正直最初はまともに目を向けることができなかった。
思わず一本引いてしまう自分がいた。
しかしながら、そこでもベトナム人のボランティアの方達が必死にご飯を食べさせていたり、お世話をしていたりする姿を見る中で、とても感慨深いものを感じた。そして、ベトナム戦争というのは決して終わりを遂げたものではないんだなということを改めて考えさせられた経験であった。
夜は吉川先生との対談形式のお食事会。
自分のテーマとは少し離れているかなと思ったが、ドンピシャで自分のテーマの話で、会の半ばはペンが止まることがなかった。
ここでも本当に信じられないような、初めて聞く話ばかりで、あまりの衝撃に木村先生から話を振られた時もうまく話すことができませんでした。笑
外国人研修生の実態を聞く中で、どうにかできないものか、政府はなぜ動かないんだと考えていた。
しかしながら、この活動はベトナム政府からも日本の政府からもお互いにプラスと考えていて、winwinの関係であることを知った。
労働力不足の日本と、労働力超過のベトナム。
労働賃金が安く雇える日本と、日本の労働賃金は高いと思っているベトナム。この外国人研修生の制度の解決はなかなか難しいな、と感じた。
今日は本当に頭がパンッパンで破裂しそうです。
明日また時間を作りしっかりと、整理したいなと考えております。
慣れ始めた2日目
今日は公園の鳥のたくさんいるカフェ(なんであんな鳥いたんだろう)朝からバインミーを食す。
みんな美味しそうに食べてる、、、笑
これがまた結構ボリュームが合って1つでお腹は膨れました。
こーやって地元の人だったり観光客が楽しくご飯を食べているように見えるけど、そこには建国記念日でも働いているスタッフ、少しでも顔を合わせようとして靴磨きをしようとする男の子や、宝くじを持ってくる少女もいた。
自分たちで椅子に座り、テーブルを持ってきてコミュニティが1つできるけど、そこには幾つもの要素が絡み合って作り上げられている気がした。
その後は少し自由時間。
なんだか1人で歩いてみたい気分だったので、みんなが行かなかった統一会堂へてくてく。
歴史にあまり詳しくない自分にはいまいち楽しみ方がわからなかった、、、。ツアーの日本人らしきグループに少しくっついてお話を聞いてみたり笑。
その後は木陰で休んでいるタクシーのおじさんと少し一服。というのもライターがなく貸して頂きました。
日本のタバコを一本あげたら、あまり合わなかったみたいですぐに返してきました笑笑
お互いカタコトの英語だけど気軽に話して、感情や思っていることが伝わるのってすごく楽しさを感じるとともに、語学というものの大切さがやはりヒシヒシと伝わりました。
今日はゆうかの20歳の誕生日ってことで、、、
夜は予定が空いていて、来れる生徒みんなでプチパーティー。
今まで全く話さなかったプライベートな話から、まだ2日間だけど、感じたことだったり思っていることだったりひたすらトークトークトーク。
特に今まで行った海外の国の話だったり、頑張っている活動であったり、今まで自分達が経験してきた違った話が飛び交って、同じ学生としても刺激を受けることが多かったです。
明日は戦争証跡博物館へ。とても気になっていた場所でした。明日も早いので、今日寝ます。もう30秒後に寝れそうです。笑